旅行などの長期留守の時のエコキュートの正しい設定方法

エコキュートは、夜中に1日分のお湯を沸かし、タンクに貯めておく貯湯式の給湯器です。

不在でお湯を使わない日にも、通常と同じ量のお湯を沸かします。

余分な光熱費がかかってしまい、貯湯タンクユニットのお湯が不衛生になる恐れがあります。

また漏電や火災の原因にもなりかねません。

1日~2日の留守であれば問題ありませんが、数週間~数か月の長期の留守が続く場合は、対策しておく必要があるでしょう。

今回は、留守期間に応じたエコキュートの対処法や再開手順を紹介します。

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一ヶ月以上エコキュートを使わない時は水を抜く

一ヶ月以上の長期留守では、エコキュートの水を抜く(水抜き)を行うことが重要です。

水抜きを行わないと、タンク内に水垢や不純物が沈殿し不衛生な状態になってしまいます。

水抜きは貯湯タンクに溜まった不純物を排出し、清潔な水を使用するために必要です。

また、水抜きはエコキュートの寿命にも関係します。メンテナンスをせずに放置している状態と、定期的に水抜きのメンテナンスを実施した製品では、エコキュートの寿命が約5年違うと言われています。

エコキュートの寿命は約10~15年の製品が多いですが、定期的に水抜き等のメンテナンスを実施した場合の寿命です。

メンテナンスをせずに使用を続けると、約5年で故障してしまう可能性もあります。

エコキュートは給湯器に比べるとランニングコストが安く、長期間使用すればするほど光熱費がお得になります。

さらに、水抜きとは別にエコキュートの電源も切っておくとよいでしょう。

関連エコキュートの寿命は10年!長持ちさせるための具体的なポイント

留守から帰ってきた時のエコキュート再開手順

次に、水抜きの手順について説明します。

初めてエコキュートの水抜きを行う方は、難しそうと思う方もいるかもしれませんが、水抜きは専門業者に依頼しなくても、自分で実施できるメンテナンス方法です。

しかしメーカーによって水抜きの方法が違うため、取り扱い説明書やメーカーの公式サイトを確認してください。

まず作業をする際に準備するものは、以下の2つになります。

  • 軍手
  • ドライバー

軍手は、汚れやケガから手を保護するために着用します。

水抜きの作業を行う際に、タンクのカバーや配管に直接触れるので、手が汚れてしまいます。

また脚部カバーや本体は金属製のため、素手で作業するとケガをする恐れがあります。

ドライバーは、脚部カバーを取り外す際に使用します。エコキュートには、指で回せる手回しネジで脚部カバーを留めている製品もありますが、ドライバーでネジ留めしているものもあります。

ネジの種類によってプラスドライバーやマイナスドライバーを用意しておくと作業がしやすいでしょう。

エコキュートの水抜きは、以下の9つの手順で行えます。

エコキュート水抜きの流れ
  1. 漏電遮断器をOFFにする
  2. 給水止水栓を閉じる
  3. 逃し弁を開ける
  4. 排水栓を開け、1~2分間排水する
  5. 排水し終わったら排水栓を閉じる
  6. 給水止水栓を開け、水を出す
  7. 逃し弁を閉じる
  8. 漏電遮断機をONにする※漏電遮断機には感電の原因になるため、濡れた手で触らないようにしてください。
  9. 蛇口から水とお湯が出るのを確認する

水抜きを行う際の注意点として、作業中に熱湯が排出され、周囲が水浸しになる恐れがあります。

またエコキュートの貯湯タンク内には、約80℃のお湯が入っているため水抜き時に高温のお湯が飛び出しヤケドをする危険性もあります。

また外での作業が完了したら、キッチンや洗面所でお湯側の水栓を開いてお湯の確認をします。

暗くなると外で作業がしにくいため、明るい昼間に確認しましょう。

さらにエコキュートの沸き上げ休止を設定している方は解除しましょう。

沸き上げの休止期間を設定しておけば、帰宅後すぐにお湯を使用できます。

初めて水抜きを行う方は作業に慣れていないかもしれません。

そういった方の悩みにつけこみ、エコキュートの水抜きを勧める悪徳業者による被害が全国で多発しています。

訪問営業でそのような場面に遭遇した際は、即決せずに自分で水抜きを行うか、信頼できる専門業者に相談してください。

訪問営業は高額な費用を請求される恐れがあるため注意しましょう。

15日程度の留守なら休止設定

15日程度の留守であれば、エコキュートの沸き上げ休止設定を利用するのがおすすめです。

沸き上げ休止設定は、設定期間中は電源を切らなくてもお湯の沸き上げが自動的に休止できます。

便利な特徴として帰宅日時を設定しておくと、帰宅時間に合わせてお湯の沸き上げができるためすぐにお湯が使えます。

無駄な光熱費を削減し、エコキュートの衛生面も保てるため、安心して外出できます。

凍結のおそれがあるときは電源を切らない

寒い冬の時期は凍結の恐れがあるため、電源を切らないでください。排水中に凍結してしまい、機器が破損する恐れがあります。

エコキュートに凍結防止ヒータが設置されている場合は、稼働していれば凍結による破裂は起きません。

そのため留守期間中でも電源が入っている状態を維持してください。

凍結防止ヒータの電源を切る場合は、専門業者に相談するとよいでしょう。

短期留守(1~2日)の時は特に設定の必要なし

1~2日の短期留守であれば、何も設定を変える必要がありません。

タンクのお湯がなくなっていると、帰宅時にお湯が沸くまでに数時間待たなければならず、不便さを感じてしまいます。

留守期間に応じてエコキュートを正しく設定しましょう

今回は、エコキュートの留守期間中に行う対処法を紹介しました。

留守期間に応じた対処方法は、以下になります。

留守期間対処法
1~2日何も設定を変える必要なし
15日程度沸き上げ休止設定の利用
帰宅時間を設定しておくと、すぐにお湯を利用できる
一ヶ月以上水抜き、本体の電源オフ
無駄な光熱費の削減、タンク内の衛生面の維持、故障リスクの軽減

留守期間に応じて対象法が異なり、無駄な光熱費や故障の原因にもつながります。

本記事の内容を参考にぜひ対策を立てましょう。

留守の期間や頻度、ライフスタイルに合った対策を行い、エコキュートを使用して快適な生活に役立てましょう。

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